サラリーマン美容師とフリーランス・独立・開業美容師とでは、
同じ収入でも手取りが変わる
という事実をご存じでしょうか?こちらでは、その仕組みについて解説していきます。
収入から手取りが残るまでの構造について
サラリーマン美容師の場合
給料-社会保険料-税金-生活費=貯金
給与収入から社会保険料や税金が計算され、その残りが手取りになる
手取りから生活費が引かれ残った分が貯金となる
フリーランス・独立・開業美容師の場合
売上-経費-税金-社会保険料-生活費=貯金
仕事で使用した分が経費になる
⇒経費が多い場合は税金の対象となる収入が減少
⇒税金が安くなる
⇒手取りが増える!
サラリーマン・フリーランスの収入と手取りの例
サラリーマン美容師の収入と手取りの例
税金や社会保険料は条件により異なりますが、単身の場合を前提とした例です。税金(所得税・住民税)は課税所得の約15%、社会保険料は収入の約15%として計算しています。
⇒ 売上が増えた分に応じて、店側(経営者側)の取り分や税金も増える
⇒ 収入が増えても手取りはあまり増えないことがある!
フリーランス(個人事業主)・独立・開業美容師の収入と手取り
税金や社会保険料は条件により異なりますが、単身の場合を前提とした例です。税金(所得税・住民税)は課税所得の約15%、社会保険料は利益の約15%として計算しています。
※青色申告ならば、年間最大65万円(月約5.5万円)の青色申告特別控除が受けられる
⇒ 仕事で利用した家賃・交通費・車代(減価償却費分)・飲食費なども経費として計上できる。
※車、制服や交通費などはサラリーマンだと仕事で使っていても経費にできないことが多い。
⇒ 売上が増えても、サラリーマンのように経営者に支払う金額がなく、実費が経費にできる。
⇒ 売上(利益)が増えたら手取りも増えるため、やりがいがある!
サラリーマン美容師とフリーランス(個人事業主)美容師の収入と手元に残るお金の差の差
⇒ フリーランス(個人事業主)の方が
売上が同じでも、収入と手元に残るお金は一般的に多い!
フリーランス・独立で手取りを増やす仕組み
まとめ
サラリーマン美容師とフリーランス美容師では
同じ売上を上げたとしても、店側に支払う費用が少なく、仕事で発生する費用を経費計上できるため、手取りの金額が多く残るケースがあります。
フリーランス・開業・独立をお考えで将来のお金のことが心配な方は、一度ご相談ください!